けものフレンズ第1話『さばんなちほー』感想

けものフレンズ視聴開始。2015年にゲームアプリが先行コンテンツとしてリリースされ、アニメ放送前にサービスを終了するという一瞬の閃光のようなメディアミックスっぷりを発揮した作品。始まる前から終わっていたという点では、『武装神姫』に通じるところがある。

残念ながら、私はゲーム未プレイのにわかフレンズなのでアプリ版との比較は出来ない。WIXOSSをやっていたから作品自体はコラボで知っていたんだけどね。プレイしておけばよかったなー!

タカラトミーの先読みの鋭さにはまいるね。もしかしたらこれがきっかけでセレクターが増えるやも……と考えると胸が熱くなるよ。でもデッキを組むとなったらルリグが緑子さんだからコラボカードだけ買われておしまいかもしれない。どうしてあんなニッチに千枚通しするようなネギ頭ゴリラにしちゃったんだか、理解に苦しむよ。

当サイトは緑子さんを応援しています。

第1話『さばんなちほー』は、名無しの迷子がサバンナ地方を縄張りとしているサーバルと遭遇。カバンちゃんと名付けられ、サーバルと共に自身の正体を探るために図書館を目指すというお話。サンドスター、セルリアンといった謎の用語が出てくるので何だかわくわくしてしまう。

「ただ、ジャパリパークの掟は自分の力で生きる事。自分の身は自分でまもるんですのよ」

ゆるーく進行しつつも野生の厳しさを伝える一面も。

ゲートにいるちょっと大きいのを倒し、サバンナ地方攻略。いい最終回だった。

綺麗な夕焼けだな、感動的だな。だが無意味だ。

「ほら、約束でしょ。次会った時だからサーバルちゃんって呼んで! ほら、話し方も!」

サーバルちゃん本当好き。

そんな訳で視聴完了。面白かった。文字通り美少女動物園で進行しつつも、随所に盛り込まれる荒廃した「ジャパリパーク」の描写から闇を感じさせてくれる。一面の荒野といい、セルリアンのノア臭といい、『METALMAX』を想起したのは自分だけではないだろう。

こういう、経年劣化した人類の痕跡をみつけるとニヤニヤしてしまう。結局どういう世界なんだろうねえ。ジャパリパークは人間が訪れなくなって久しい隔離地域なのか、人類は滅んでしまったのか、サービス終了後のゲームアプリを描写した電脳世界なのか、謎と期待が膨らむばかりなのです。

まあ、取り敢えず今回はサーバルちゃん可愛いってことで。

いい子ですよねえこの娘。体力の劣るかばんちゃんに嫌な顔ひとつせず付き合って、頑張っている姿を満足そうな顔で眺めてはポリアンナよろしく良かった探しをしてくれるんだから。人一倍の好奇心と寛容さを持ち合わせているように感じたよ。どこかの誰かがピンチに陥ったときには損得抜きで助けようとするしね。

「さっきのあの声……誰か食べられちゃってるのかもしれない。助けなきゃ!」

結局、声の主は最後まで出て来ない。闇深い。そんな怖さを伝えているから、別れた後にまたかばんちゃんのところに来てくれたときは本当に心強かった。サーバルちゃんマジサーバル。流石、軽々と1m2mはジャンプするだけのことはあるよ。すごーい!

あとは、しんざきおにいさんが旅に参加してくれたらもう何も恐くないんだけど。