けものフレンズ第10話『ろっじ』感想

宿泊施設ロッジアリツカに宿泊することになったかばんちゃん達。一泊した次の日、アリツカゲラが「変なモノ」を見てしまったことでちょっとした騒ぎに。宿泊客であるアミメキリン、タイリクオオカミも立て続けに白いもやもやを目撃し、そしてついにはかばんちゃんとサーバルも……。フレンズ達の前に現れる怪しい影の正体は一体――?

第10話『ろっじ』を鑑賞。薄暗い舞台でのミステリーはなかなかに不気味だった。今回はやけにラッキービースト……というか、ミライさんの残した録音データが流れまくるので犯人の正体はあっさり見当がつくと思う。案の定の微笑ましいオチからの、衝撃的な展開には舌を巻いたが。

「あれ……あれ……あれ? おかしいな。早起きしたからかな?」

サーバルちゃんの言うとおり同じ種類のフレンズでしかないのか、それとも……。真偽不明だがニホンオオカミさんから「フレンズ型のセルリアン」の話も持ち上がったことで、かばんちゃん、サーバルちゃん双方がセルリアンの可能性が出てきたりとなかなかに不穏な展開に。何が面白いって、これらの情報を作中のフレンズが歯牙にもかけないでスルーしているところだよ!

「これが海かー」「船! 船って絶対あれだよね! すっごーい!」

涙を流したサーバルちゃんを掘り下げるでもなく、あっさりと海に着く辺りがらしいというか、ある意味ではうまいやり方で感心する。結局どうなるんだろうね。色々出た情報が全部ミスリードの可能性もあるし、両方セルリアンというオチもありそう。そうだったら多分失禁するけど。

なんにせよ、双方が納得出来る終わり方を祈りたい。一緒に住むことを提案したサーバルちゃんと、海の外に人を探しに行ってみたいかばんちゃんの対比がぐっとくるラストだった。ED曲の「ぼくのフレンド」で泣きそうになる。本当に卑怯なアニメだよ。マジでふざけんなよ。

いつも能天気なサーバルちゃんが嘘吐きなニホンオオカミさんに怒ったり、盗み食いして嘘をついたり、涙を流したりと今までに見せなかった一面をみせてくれて本当に有意義だったなー。かばんちゃんの決意表明も成長が感じられてよかったし。次回もたのしみ。

今回気になったワード

「ピカピカですね~。いまはセルリアン騒ぎで忙しいですが、こうしてちゃんとパーク再開に向けての準備も頑張っていますよ!」

過去にセルリアン騒ぎでパークの危機があったらしい。結局パークの現状はこのザマだが、セルリアン騒ぎは解決できなかったとみるべきかな。ロッジが綺麗という発言から、ミライさんのやり取りからそれなりの年月が経っているのがわかる。

「完全退去は大袈裟ですよね。何もそこまで……」「私達はともかく、ミライさん達は隠れたほうがいいよ!」

完全退去を命じられたらしい。私達はともかく、ミライさん達は隠れたほうがいい――は、戦闘能力が劣っているからか、フレンズと比較すると捕食された場合の末路が悲惨だからなのか。かばんちゃんの「食べないでくださぁい!」は、対セルリアンによるトラウマによるものかもしれない。

「こういう話を知ってるかい? フレンズ型のセルリアンってのが昔居たらしいんだ」「ただ、これの恐ろしいところは本人に自覚がなかったらしいということ」「つまり、自分がフレンズだと思っていたら実は――もしかして、お前もセルリアンなのかも?」

冗談らしい。ミスリードの可能性もあるが、アプリ版でセーバルというセルリアンがいるみたいなので油断は出来ない。

「そうだ。どうせ調子が悪いならメモ代わりに使いましょう。生き物や生き物だったものとサンドスターが反応してフレンズが生まれますが、セルリアンは無機物と反応して生まれる事が分かってきました」「ただ、別の研究でサンドスターが1種類ではないのではとの話もあり……以上、メモ終わり!」

サンドスターがよくわからないものであることがわかった。無機物と反応して産まれるのがセルリアンだとすると、セルリアン=元人類説は消えたかな。ヒトの近くにセルリアンがよくいたのは、ヒトが無機物を持ち込んだりつくっていたからかも。

「不味いことになりました。あのセルリアン、大きさもなんですが……問題は削っても削っても自己修復するところで、今週倒せない場合、私達もパークから……いや、正直もうちょっとながくこの島に居たかったですね。まさかこんなにはやく……」「みらいさん早く早く! カラカルがあのおっきいやつ、山で見たって! 皆で連携してやっつけちゃおう!」

やたら強いセルリアンが出現。セルリアンが原因でパークから人間が脱出したようなニュアンス。

「私、知らないから他の子だと思う! 同じ種類のフレンズが産まれることもあるらしいし!」

映像の中のサーバルちゃんをみての反応。あるらしいというのは、サーバルちゃん本人も確認していない噂ということ。サーバルちゃんは映像をみて、無意識に涙を流してしまう。