キラキラ☆プリキュア アラモード 第8話『キラパティオープン…できません!』感想

みんなが集って笑顔になるスイーツショップ『キラキラパティスリー』をオープンさせるために準備に取り掛かるが、失敗続きからテンションが下がる一同。そんな時、はじめてのお客さんが店へやってきて……。

第8話『キラパティオープン…できません!』は、個性がバラバラの彼女たちが適材適所を活かして協力し合うお話。責任者として長老がダンディなおじさまに変身したり、高校生組が一歩引いたところから中学生組をサポートして前へ進む手助けをしてくれるのがあったかい。完全に違法営業な上に記入も捺印も出来ないであろう長老がどう責任を取るつもりなのか甚だしく疑問だが。

取り敢えず、キラキラルが万能すぎてちょっと羨ましかった。粘土みたいにこねて家具をつくったり、洗剤にしてピッカピカにしたりと夢に溢れすぎ。今回出てきたキラキラルポットがおもちゃ化されるんじゃないかと思うと胸が熱くなる。ひな壇の段数みたいに、サイズによって各家庭の格が明るみになるんだ。

「〇〇ちゃんと同じ 1/1サイズ買って。゜:(つд⊂):゜。ウえーン;;」

材料確保のためのお金の話も今後は出てくるだろうし、裕福であることが幸福に繋がることをグッズを通して子供たちに伝えてくれるだろう。「いっぱい勉強して高給取りになろうね。あるいはそういう人と一緒になろうね。ママは失敗しちゃったけど」みたいなシビアな親子の対話に繋がることで子供たちが将来を真面目に考えるようになるんだ。やはりプリキュアは教育に適したアニメだな!

「キラっとひらめいた! わたし、ゆーちゅーばーになる!」

今回は犬畜生の真似をするペコリンや一歩引いたところから言うべきところを言うゆかりさんなど、どの子も魅力的だったが、個人的にはひまりんを推したい。引っ込み思案な彼女が自分から買出しに行くことで成長を垣間見せたと思ったら、おばちゃん達にしてやられるところが可愛かった。

やっぱり実力は、おばさん>プリキュアなんだ……。

戦闘シーンは若干作画に力がはいっていなかった印象。出てくる敵も適当かつ唐突なのでいっそ日常系アニメにして戦闘は取っ払ってもいいんじゃないかとすら感じてしまう。それじゃあプリキュアじゃないだろうといわれるとそうかもしれないが。個人的にはキャラ萌え出来ればそれで……いちかデザインの制服も可愛いし、満足のいく回だった。

プリキュアの衣装より、パティシエ服のほうが可愛い気がする。次回はお店に全然お客がこない&恋の応援話。法律的にもメンバーの状況的にも客が来たら来たで困りそうなものだが、さて。

この5人にオンラインゲームさせたら、いちかのレベルと装備だけ段違いで凄いことになりそう。「わたしが眠ると、みんな〇んじゃう」って、のめりこんじゃうんだ……。

pick up

ゆかりさんは本当にいいキャラをしていると思う。身の危険を察するやひとりだけ離れて難を逃れたりと一歩引いた立ち位置にいるのがいい。水を差すような発言をすることで、改めてキラパティに対するモチベーションを再認識させるところがよかったね。何だかんだで後押しはしてくれるし。

「そういうあなたはお店やりたいの?」

この作品のコンセプトとしては、いちかのノリに同調するのではなく、自分の意思でスイーツに想いを込めることが重要だと思う。そういう意味では、今回のゆかりさんとあきらさんのやり取りは本当によかった。高校生組尊い。

初めてのお客さんえみるたんが可愛い。三ツ星にゃんこの存在を知っている程度にはスイーツに明るいみたいだし、ちょうど5人いるし、次世代の伝説のパティシエ候補かも。いまどきの子供はこんな小さい子でもデジタルカメラ持っているんだなあ。

一度奪われたキラキラルは、奪った敵をやっつけることで元のスイーツに戻ることが判明。よかった。プリキュアが活躍することで、スイーツ店の損害がちょっぴりマシになるらしい。なお、アイスクリームは現物ごと食われてしまった模様。