キラキラ☆プリキュア アラモード 第17話『最後の実験!変身できないキュアホイップ!』感想

ある日の放課後。
今日は、海外でお医者さんをしているお母さんから手作りのスイーツが届く日!
うれしくてしかたがないいちかは、キラパティには行かず、家でお返しのスイーツ作り!

買い出しをしていると、いちかはリオとバッタリ。
リオはしんせつに、買い物ぶくろを家まで運んでくれるわ。

家に着くと、お母さんから手紙とスイーツが届いているのを見て、いちかは大よろこび!
しかしリオは、そんないちかを冷たい表情で見ていて…。

その頃、なかなかキラパティにやって来ないいちかを心配したひまりたちが、いちかの家へやってきた。
でも、玄関に出てきたいちかは、いつもと様子がちがうみたい…。
一体、何があったの!?

第17話はとうとうジュリオとの因縁が一段落する回でした。浄化されて妖精あたりの姿を晒して事情説明してくれるのかと思いきや、謎を残したまま次の幹部クラス(?)が姿を現すだけという展開には驚かされましたわね。まあ、何となくいちかさんと似たような境遇で闇落ちしてしまった子なのかな……という予想は出来ますけど。

何はともあれ、今回はリオくんが冒頭からキレッキレでおハーブ生えましたわ。

「オレの正体がバレるのは時間の問題」

時間の問題じゃねーだろ、バレただろ前回。状況的にバレていることを前提に行動するのが普通ですが、危機感というものがないのでしょうかこの子は。ゆかりさんはゆかりさんで皆に正体教えていないし、もう何が正しくて間違っているのかわからなくってよ! リオくんはいいとして、ゆかりさんは考えがあってのことなのかただのうっかりなのかハッキリしていただきたいところです。

正体を知っている上で招き入れたことを期待していたのですが、普通に駄目でしたわね。

男の子を連れ込んだ挙句ハイライトさんを消失するいちかさん。お父さんがご在宅だったらボッコボコにされてましたわよリオくん。しかし、ふたりの会話シーンはなかなかにハラハラでしたわ。お母さんから送られたマドレーヌをクシャポイしたらどうしようかと……。流石にその辺は弁えられていたのでほっとしました。

いちかさんから奪ったキラキラルでメンバーを追い詰めるジュリオでしたが、処刑BGMを引っさげてホイップが登場した時点で「逃げろ!」と画面に向かって叫んでしまいましたわ。問答無用とばかりに無言で攻撃を仕掛けてジュリオに突進するホイップがちょっと怖かったので。

お互いの技がぶつかり合いジュリオのキャンディロッドが砕けてしまいました。ペコリンとのやり取りで「大好き」を思い出したいちかのキラキラルの方が勝っていたということなのでしょう。大好きがいちばんのマストアイテムとOPでも歌われていますしね。

いちかさんのキラキラルにメンバーが敗北し、そのキラキラルに対抗できたのが覚醒したいちかさんな辺りに主人公の貫禄を感じましてよ。ことスイーツに関するポテンシャルでいえばゆかりさんよりもいちかさんの方が並々ならぬものがあるのでしょうね。……等と色々と思うところがあったのですが浄化されたジュリオが全て持って行ってしまいました。

「このオレがプリキュアに…」

六人目のプリキュアになりそうな言い草でおハーブ。空気だったペコリンが本筋に絡んだり、いちかさんの幼少時がクローズアップされたりと色々あったのに、このシーンのインパクトが強すぎて霞んでしまいました。

仮面は割れたものの彼の心は閉じたまま。大っきらいという言葉を残して去ってしまいましたわ。当たった瞬間に浄化が完了されて色々と白状するものとばかり思っていましたから、この展開は意外でした。「スイー・ツー・ワンダフル・アラモード」たいしたことねーなぁと内心で感じてしまいましたが、まあいいでしょう。

お母さんへの手紙を書きつつ、ジュリオに思いを馳せるいちかさんで〆。行為に怒りつつも話を聞いて相手を理解しようとするいちかさんマジ主人公ですわね。

リオくんがフラッシュバックしたのはキュアパルフェでしょうか。

海外で人を助けようとするお母さんと重なる部分があり、愛情を疑うような関係になってしまったのかもしれませんわね。基本的にリオくんは自分の尺度で相手の考えを決め付けてしまう悪癖があるようなので、その辺がいちかさんとの違いになってあらわれているのでしょう。まあ、実際いちかさんのお母さんはどうかと思いますけど。

スイーツの生み出す力を信じられず、寂しいから他人を試すような真似をして、自分を苦しめる存在を許せないリオくんにとっていちかちゃんは宇宙人みたいなものだと思いますが、いつか大嫌いが大好きに変わるといいですわね。

取り敢えず、ライバルキャラとしてのジュリオの登場は終了でしょう。ジュリオの敗走を見下ろす世界一不幸そうな美少女が登場しました。結局ジュリオに関しては何も分からず終いでしたが、彼女の言動から組織だった何かがありそうですわね。何となく彼女は人間が嫌いで、趣味は人形観察っぽいですわ。