キラキラ☆プリキュア アラモード 第21話『なんですと~!?明かされるシエルの正体!』感想

ある日、いちかがキラパティをしめて帰ろうとすると、
外で何やら光るものを発見!

逃げていくその姿を見た長老は、いちかたちをいちご山に誘う。

これからいったい何が起こるの?

わけがわからないいちかたち。
長老から渡された傘を広げると花火が打ち上がった!

そして集まってきたのは…いちかが見た、光るもの。
その正体は、長老やペコリンの仲間の妖精さんたちだった!

久しぶりの再会を喜ぶペコリンたち。
お祝いに、みんなでスイーツパーティーをすることに。
そしてペコリンたちのムースケーキが完成!

だがそこに、なぜかシエルがやってきて…!?

第21話は改心したガミー達の働きによっていちご山に妖精たちが帰還。いちかとシエルの正体がお互いにバレるというものだったわ。プリキュアの正体がいちかと判明した途端に熱い手のひら返しをするシエル――もといキラリンの姿はなかなか可愛らしかったですわね。特にプリキュアの変身シーン中に何ともいえない顔で漏らした「ぶええ」はこれまででトップクラスの名シーンだと思います。

瞬発力、精神力、持久力、そして知能もいちかよりはるか上を行っているはずなのにプリキュアへの強い憧れから弟子入りを希望するキラリン。天才パティシエと称されるほど研鑽を積んだキラリンがプリキュアになれていない一方で、さほどスイーツには思い入れがなかったであろう少女達が成り行きでプリキュアに覚醒している辺りが不条理というか、闇堕ち案件っぽいですわね。

今回で注目するべきポイントは、やはりノワール様の登場でしょう。

アイスラッガー使用後のカロッゾおじさんみたいなビジュアルでジュリオやビブリーにメス顔をさせている辺り、人心掌握術はかなりのものじゃないかしら。

  • 失敗続きの部下を責めるでもなく、今後も力になると宣言。
  • キラキラルを操りジュリオに新しい武器を進呈。

失敗した部下を容赦なく処分しようとしている人を観た後だと割りといい上司にみえるわね。誰とはいわないけど。

これは予想だけど。ノワール様はかつて伝説のパティシエ・プリキュアを志した菓子職人だったものの性別の壁で挫折することになった悲しみを背負っているのではないかしら。ジュリオに入れ込んでいるのも本心からであり、男性として生まれたことで足きりされた過去の自分と重ねているのやも。

なまじキラキラルを扱えただけにその苦悩たるや……カテゴリーFの烙印を押されたことを恥じ、鉄化面で素顔を隠すようになった悲劇の人なのですわ。せめて伝説のパティシエール・プリキュアと後世に伝わっていたなら叶わぬ夢をみることもなかったのかもしれない。

プリキュアのくせに――周囲に対する敵愾心をあらわにし攻撃してしまうのは、なりたい自分になれなかったことによるコンプレックスの発露かもしれませんわ。誰よりプリキュアに憧れていたらしいピカリオ。もしかしたらビブリーも? なんて、色々妄想が働いてよ。

このロジックを採用することでビブリー男の娘説が浮上するわね。何処もおかしくないわね。

「女の子は誰でもプリキュアになれる」とは、逆にいえば女の子でないとプリキュアになれないということ。今後は、夢敗れた彼らが今後にどう折り合いをつけていくのかが物語の軸になるのかもしれないわね。ありえませんわね。

次回はジュリオとの最終決戦。そろそろキラリンがキュアパルフェに覚醒しそうです。ますますジュリオがこじらせそうですが円満になってもらいらたいものですわ。個人的に気になるのはペコリンとひまりんの今後の扱いですわね。キラリンが上位互換過ぎて役割を失いそうです。

シエルが仮面ライダーBLACK RXなら、ふたりはスーパー1やZXみたいなもの。ますます空気化しそうだわ。