昔のプリキュア・ルミエルの絞り器が、
キラキラルクリーマーに変化!
うさぎやねこなどの、クリスタルアニマルと遊ぶいちかたち。
だがそこにノワールのしもべ・ディアブルが現れる!
ディアブルは人の心の中にあるキラキラルを
かんたんに闇に染めてしまう。
それを知ったいちかたちは、
キラキラルがこもったスイーツを作ることに迷いはじめる…
すると急にクリスタルアニマルたちが走り出し、
どこかへ消えてしまって――!?
第33話『スイーツがキケン!?復活、闇のアニマル!』はノワール様の新たなしもべディアブルが登場。スイーツを闇に変えて己の糧とするディアブルの脅威により、自分達の作ったスイーツがみんなを苦しめてしまうのではという自問自答。そこから立ち直るまでが描かれました。

もうちょっとどうにかならなかったのか――と感じる回。状況とエンプティーフードとを絡めることでスイーツの存在意義に問題提起を起こし、それでも今の繋がりはスイーツが作ってくれたものだからと肯定する流れがやりたかったのはわかるんだけど。正直、勝手にネガティブになって勝手に自己解決しただけなのでいまいち心に響かなかった。突っ込みどころも多いしね。
- キラキラルって別にスイーツ限定で奪われてるわけじゃないよね?
- 闇の影響を受けたってだけで、目の前の惨状とスイーツは関係なくない?
- ディアブルさんにそんな啖呵切っても、ディアブルさん的には意味不明だよね?
なんというか、敵サイドが明快に何かをした訳でもないのに勝手にネガティブになって悪いほう悪いほうへ思考が傾いていくのをみると毒電波を受け取っているようにしかみえなくてもにょる。思考の異次元っぷりに「超次元ゲイム ネプテューヌmk2」の支配エンドを思い出したよ。

戦ってもいない犯罪神に勝手に絶望して、命を奪うことで力を増幅させる剣のために仲間を殺してまわるネプギアちゃんは凄かったですね。導入も展開もお粗末だといくらシリアスな雰囲気で凄惨な真似をさせても茶番にしかならないということをこの作品で学んだよ……。

作画もちょっとアレだったし、色々と雑な回だったけどビブリーの描写はよかったかな。言われるまでもなく手を洗ったりするところに100歳超えている感があってよろしい。なんかあっさりキラキラル出していてピカリオ立場ねぇよなぁって虚無に囚われたけど。