バイオハザード ダムネーション

『バイオハザード ダムネーション』は、2012年にアメリカでDVD/BDが発売された後、同年に日本全国の劇場で公開されたフルCGアニメ映画です。時系列としては『バイオハザード5』と『バイオハザード6』での出来事であり、感染者の成れの果てはゾンビからガナードへと移りました。

物語は、東スラブ共和国での独立運動による内戦に生物兵器「B.O.W.」が実戦投入された情報を受けたレオンが戦場に身を投じるというもの。リッカーを意のままに操るテロリスト集団との交流を通じて友を想う気持ちを託され、国内にバイオテロを誘発させた「ビーキーパー(養蜂家)」の正体を突き止めるまでが描かれています。

内容に関していえば「B.O.W.」萌え映画でした。

本作での「B.O.W.」はクリーチャーとしてよりも兵器としての側面が強く描写されているため忠犬っぷりがなかなかキュート。独立軍の兵士として果敢に戦うリッカーたんや、圧倒的に最強なタイラントたんなどの活躍が萌え萌えでした。特にリッカーは身を呈してレオンたちのアシストしてくれるので好感度がうなぎのぼりになること請け合い。

……リッカーを可愛いと思う日が、まさか来ようとは。

オチとしては「B.O.W.」の萌えっぷりをアピールしつつも、その限界までもが描写されています。圧倒的な強さでレオンたちを追い詰めたタイラントは米軍戦闘機の機銃であっさり粉々に粉砕されるという最期を迎え。「B.O.W.」と国民を政治に利用しようとした怖いおばさんもアメリカとロシアに介入されたことですべてを失ってしまいました。

力の象徴ともいえるタイラントが灰燼と化して間も無く、特殊強化ガラス越しにサーシャを嘲笑した大統領の頭に特大ブーメランが刺さるというオチは最高にわらえました。皮肉効きすぎです。