キラキラ☆プリキュア アラモード 第46話『ノワール大決戦!笑顔の消えたバースデー!』

第46話『ノワール大決戦!笑顔の消えたバースデー!』は、いちかの誕生日に真の姿をあらわしたノワールさまが襲来。ルミエルが登場したことでふたりの因縁が語られ、ラスボスの前座としてカードに封じられるまでが描かれました。成虫したセミみたいな扱いでわたくし悲しいです。

今回はノワールさまの闇のベールがはがされた回でした。仮面の下の素顔はエリシオのカラーバリエーション。100年前に心と身体を分離したことで、ノワールさまは体を捨て悪意そのものに。抜け殻にはエリシオというつくりものの心を与え、闇の力を蓄えさせたのです。

そして、そうなった深遠な理由が明かされました。

【悲報】ノワールさま、プロポーズを断られる。

断られてノータイムで世界を闇に染めようとする瞬間沸騰湯沸かし器みたいなノワールさま萌え。まあ真面目な話をすると、戦場で生まれ、その手を血に染めてきた過去を呪っている帰還兵がルミエルに不器用に救いを求めた結果こうなってしまった――というプリキュアとしての善意の限界が描かれたものなのですわ。

年代的に第一次世界大戦時の兵士ですしね。中途半端に近代兵器が導入され、戦争する為に戦争していたような暗黒時代ですからそりゃ病むのも已む無しです。まあノワールさまの場合は特殊過ぎて人間ではない可能性もありますけど。

振り返ってみると、ノワールさまの過去の行いは間違いなく彼なりの救済だったのでしょう。自己否定に陥っていた描写がありましたし、ノワールさまはジュリオたちのなかにかつての自分を見て、ルミエルに差し伸べて欲しかった手を差し出したのではないでしょうか。

ついでに書くと、ルミエルに対して求めたのは恋愛感情というよりは母親としての愛情でしょう。大勢の誰かを優先して自分だけに愛情を注いでくれない苦悩はいちかと母親の関係そのものです。その辺を乗り越えたいちかだからこそ、闇と光は交わらないと決め付けるノワールさまに「そんなことない!」と啖呵を切れたのでしょうし、救済する気になったのではないかしら。

生い立ちの違いによるノワールさまへの共感こそ、ルミエルに出来なかったいちかだけに出来ることだったのかも。なんて、今日は1日中ノワールさまのことばかり考えていました。そんな感じで、あわや浄化されそうとなったノワールさまでしたがエリシオが離反。ルミエルに続いて自分の作った人形にすら裏切られるという悲しい展開に。

まあ100年も生きてたら自我くらい芽生えますわね……。裏切ったというよりは、世界をどう導くべきかを空っぽの道化師なりに考えた結果といったところでしょうか。そんな訳で闇と光をレッツ・ラ・まぜまぜした結果「からっぽの世界」が誕生してしまいました。

全員レイプ目の世界というのもオツなものですわね。『永遠のアセリア』の陵辱ルートみたいでよろしいかと。

そんな訳で、ノワールさまがラスボスから脱落するお話でした。

なんだかんだでルミエルさん100年以上も気に病んでいたみたいですし、脈はありそうですわね。「わたしだけにスイーツを作れ」ではなく「わたしだけに味噌汁を作れ」だったならこじれなかったのではないかしら。

何にせよこのままではノワールさまの扱いが可哀想すぎます。なんとか救済ルートに乗っかって欲しいですわ。当サイトはノワールさまを応援しています。