3次元少女を保護しました

『3次元少女を保護しました』は、HEAT-SOFTから発売された家出少女とのHな生活AVGです。素直に受け取るなら行き場のない少女を居候させて見返りにセックスワークを強要するゲームであることは想像に難くないですが、全然違います。

タイトルを正しくつけるならこうです。

『2次元少女に部屋を占拠されました』

導入としては、自宅警備員を生業としているエロゲオタの主人公が沙羅と名乗る美少女になし崩し的に我が物顔で部屋に居座られて窮屈な思いをする羽目になるというサンドクリークの虐殺も斯くやあらんといった展開。領地を白人に奪われるインディアンの気分を味わうことになります。

「これだから3次元(リアル)の女は嫌なんだ……」

そんな訳で、開始早々に自宅警備員として敗北を喫した主人公は日常を脅かされることに。キモオタとからかわれたり、エロゲで勝手に遊ばれたり、エッチな誘惑をされたり。

「俺は2次元に魂を売った男だ、3次元には屈しない!」と豪語する主人公は果たして沙羅を追い出すことが出来るのか――といった感じなのですが。まあ、自宅の警備すらままならなかった主人公が童貞をまもれるはずもなく、一発やった後は速攻で態度が軟化するリアルリアリティある展開が待っています。それしか待っていません。

ルートは、沙羅と恋人になって社会復帰するルートと妹を交えたハーレムルートの2種類。基本的にヒロインに対して受身なので合気道スタイルを好む方なら満足出来るでしょう。小悪魔的に挑発してくる沙羅。快楽の虜になって貪欲に求める妹。それぞれの誘惑をたのしめる内容になっています。

妹のほうは添え物みたいな扱いなので、無垢なままドスケベになった妹とのエッチのほうがはあはあ出来たわたくしとしては4シーンしかなかったことがちょっと不満でした。

ただまあ、その辺を除けばある種のシンパシーが感じられる主人公の駄目人間っぷりや、そんな主人公にあっけらかんとつきあってくれるヒロインの可愛らしさが魅力的な作品です。沙羅の正体や目的に関しては作品コンセプトにそぐわない気がしましたけど。

ちなみに、経験豊富そうに迫ってくる沙羅ですが処女です。非貫通原理主義者の方もその辺は安心してくださいね^^。