もふ×もきゅ ~ご主人様のお世話します~

『もふ×もきゅ ~ご主人様のお世話します~』は、Witchから発売された未来から来たHなメイドさん萌えAVGです。自堕落な主人公を矯正するために未来の国からはるばるとメイドさんが派遣されてくるというもので、平たく言えばドラえもんですね。

比良坂葵と名乗る電波女メイドからロクな末路を迎えないことが明かされた主人公は、当座の生活資金を目当てに同居生活を受け入れ、朝と夜にプロレス技をかけてくれる葵のお世話を受けながら大学に通うことになります。

金持ちの後輩、忍者アル中と個性的な面々に囲まれつつも真っ当な生活習慣を送るようになった主人公は、次第に献身的に尽くしてくれる葵に想いを寄せるように――。

なったところでこれです。

導入からしばらくはドタバタな日常を送るのですが、終盤は一転してシリアスに。葵の正体と目的から、これまでの献身の裏には殺意が込められていたことが判明します。どんな気持ちで処女を捧げたのかと思い返すと中々趣がありました。

特にイケていたのが、お金を持ち合わせていなかったことへの対処法です。

「だから私は街に出て自分を売りました。男なんていつの時代でも単純。口でしてあげるだけで大金を払ってくれるんですから」

依頼主から不自由しないくらいは頂いていると言っていたその口から、チンポしゃぶった口から出る音を日常的に聞かされていたことが明かされます。散々こちらの信頼を得たところにこの仕打ち、65キロの鉄球を高速度で水月にクリーンヒットさせたような衝撃ですよ。何に気なしに甘えていた生活費が汚金だったなんて、ちくしょう。流石に気分が高揚します

そんな訳で、葵の強烈なキャラクターがキラリと光る逸品です。ただまあ、物語自体は突っ込みどころ満載な上に許容量をオーバーすること請け合いのご都合主義が待っています。広い心で読み流す能力が求められますですよ、ご主人様。

殺人と同じくらい罪が重い時空犯罪&殺人未遂をやらかして実質無罪放免はないでしょ。