ロックマン2 Dr.ワイリーの謎

『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』は、『ロックマン』シリーズ2作目として発売された作品です。前作『ロックマン』のシステムを受け継ぎ発展させた作品であり、シリーズのフォーマットはこの作品の時点でおおよそ確立されました。以降のシリーズにおける定番は以下のとおりです。

  • 発売に先駆けて「ボスキャラデザインコンテスト」が行われるようになった。
  • 選択出来るステージが6から8に増加。
  • 任意のタイミングで回復できるE缶が登場。
  • パスワードによるコンティニューが可能になった。
  • 水中でのジャンプ力が増加した。
  • 移動をサポートしてくれるマシンが登場。

まさしくロックマンって感じですね。

さて、本作の内容は、世界征服の野望を阻止されたDr.ワイリーが8体の強敵ロボットを作成し、ロックマンに戦いを挑んでくるというものです。ワイリーナンバーズと呼称されるロボット達の初お披露目となりました。ロックマン2のボスロボットはライトナンバーズをベースに作られたことになっており、むしろDr.ライトのヤバさが垣間見られます。

ニコニコ動画で公開された「エアーマンが倒せない」でネタにされたエアーマンは本作に登場。未プレイの方はさぞや強いボスなのだろうと恐怖に震えていることでしょう。夜中にトイレに行けないと困るでしょうから、やさしいわたくしが倒し方をレクチャーして差し上げます。

体力満タンの状態でボス部屋にいってその場でロックバスター連射してれば勝てます。

弱点武器であるリーフシールドで倒そうとすると逆にキツかったりするファンキーな奴なので決して弱いわけではないのですが、真っ正面からのダメージレースで勝てるようにはなっています。攻略法は千差万別ですが、わたくしがプレイするときは大体こいつからやりますね。

評価としてはかなり面白い作品です。シリーズ最高傑作との呼び声も高いですが、それも頷ける内容になっています。特殊武器で効率的に進める解を見つけるのが楽しいですし、Dr.ワイリーの謎のしょうもなさも中々笑えます。

ただまあ難点もあります。

ブービームトラップによる初見殺し。

ワイリーステージ4に登場する固定砲台のようなボスなのですが、クラッシュボムでしか倒せない上に撃ち損じが許されません。クラッシュボムのエネルギーが消耗している状態で部屋にはいったら最期、抗う術が用意されていないので座して死を待つしかないのが悲しい。ステージの攻略を考えると道中でのクラッシュボムの使用を制限せざるを得ないのでプレイの幅が狭まっています。

UIが洗練されていない。

古い作品なのでしょうがないのですが、武器選択画面が使い難いです。どれがどの特殊武器なのか感覚的にわかりにくいですし、NEXTにカーソルをあわせてスタートボタンを押さないと別ページがみられないのも一手間。武器やアイテムが増えた分シンプルだった前作よりも使い勝手が悪いです。

ゲームオーバーになるとE缶が消滅。クリアしたボスステージはやり直せない。

基本死に覚えゲーなので初心者だと頻繁にゲームオーバーになること請け合いですが、うっかりゲームオーバーになると回復手段がなくなってしまいます。ステージがやり直せる他シリーズと違って気軽に再入手出来ないため腕前によっては詰みの状態になりがち。はなっから回復手段がない初代よりもメンタルに来ます

ワイリーステージ終盤ではゲームオーバー以外にエネルギー回復手段がなくなるので、その辺のかみ合わせの悪さも難易度の底上げになってしまっています。

……こんなところでしょうか。E缶に関してはその辺も踏まえて攻略を楽しむ作品といってしまえばそこまでですけど。わたくしはヌルゲーマー寄りなのでちょっと気になってしまいました。

最初に書いたとおり、わたくしのこの作品に対する評価はかなり高いです。難易度は高いですが、ボスの被ダメージ時の無敵時間が短いためメタルブレードやクイックブーメランで真っ向勝負すると密着した状態でマシンガンを撃ちあうような爽快感を得られるのがハアハアなのですよね。

ワイリーステージのメカドラゴン、ガッツタンク、ワイリーマシン2号。特にこいつらとやりあうと血湧き肉躍ります。「きやがったなボケがッ、おらぁッ、死ね死ね死ね死ねぇッ!」ズビャビャビャビャビャボガーッてなるのが最高にイケてます。この辺の感覚に関しては実際にプレイしていただければ共感していただけるかと。